先ずは、
日頃MADBEAVERSを応援してくれてるみんなに
各地からライブへ足を運んでくれたみんなに
来たくても来れなかったみんなにも、ありがとう。
僕の今までの思いをここに記しておきます。
今から25~6年前、media-youthというバンドをやっていたのですが、自分のやり方やバンドの在り方に少し悩んでた時期があり
そんな時にhideからPSYENCE A GO GOツアーへの誘いを受けました。
ツアーが進む中で、それまで感じてた悩みや「自分は間違ってるのか?」と言う思いが
「自分の在り方は間違ってなかった」と、一気に解消されたというか…
そこから光が差したように全ての物事がトントン拍子に進むようになり、hideとは毎日のように遊ぶ近所の小学生(実際近所だったけど/笑)のようになり、仕事が忙しい中でも楽しく激しく?刺激的な日々を送ってました。
そんな日々が、なんの疑いもなく、続いていくものだと思ってて、
突然hide自身が「別の世界」に逝ってしまうなんて思わず…
みんなもそうだったと思うけど
まさに青天の霹靂であり、カオスそのものでした。
その後、僕の考え方に変化があり
「人と同じことはやりたくない」という元の性格も相まって
「今後はより、自分の音楽を表現していかなきゃ駄目になる」
という思いが強くなりました。
そんな思いで今まで音楽を、ギターを続けてきたのですが
MADBEAVERSというバンドは、元々はその混沌が産んだバンドであるのだけど
EBIちゃん加入後、これがまさに自分の理想の形のバンドになり、これまでの10年間で作り出した曲全て、その時々の自分を表しており、まさに「自分の音楽」そのものが作れたんです。
だからこの3人で進んできた日々は掛け替えのないもので
一緒に走ってきたEBIちゃん、もちろんJOEにも
とっても感謝してて
同時にMADBEAVERSというバンドを愛してくれたみんなに
とても深く感謝してます。
とかく僕らはジャンルという括りに捉われるれるけど
ライブ中、僕から見えるお客さんはほんと
ノーボーダーというかノンジャンルというか、
当たり前なんだけど、ほんとMABEAVERSというバンドを聞きに、観にきてくれてるなって…
そんなライブの光景と、空間が大好きでした。
寂しいけど、EBIちゃんとはこれでお別れです。
今後バンドをどうするか
今はまだ何も答えが見つからず、思考停止の状態ではあるけど
音楽への情熱は失われることはなく、僕自身さらにその熱は高くなってるので、音楽への思いは変わることなく
「自分の美学」を突き通そうと思ってます。
今回は、ライブ直後の熱感や勢いだけで、言葉にする感じにはなれず少し落ち着いてからと思い…
そして今思い返しても
ほんといいライブだったなって
思い出すとフワッと笑いがこみ上げ、それでいて少し哀しく…
でも、
この「混沌」を抱えながら
新たなる音楽の旅路への準備をします。
MADBEAVERSを愛してくれたみんなへ
ほんとどうもありがとう。
Kiyoshi